札幌市 整体 ぎっくり腰|40代女性M・W様 ソファーから犬を抱き上げた瞬間にぎっくり腰に
こんにちは、ファミリーカイロプラクティックの中村です。
今日は、札幌市在住の40代女性M・W様のぎっくり腰の症例をご紹介します。
M・W様は、昨夜ソファーから中腰で犬(小型犬)を抱き上げた瞬間にギックリ腰になり
身体を前にも後ろにも倒せない状態になりました。
1番考えられる原因は卵巣腫瘍になりお腹がパンパンに膨れた状態があったことだと思います。(10日前に手術をしてご来院時は普通のお腹に戻っていましたが。)
手術前、お腹の重みで腰周りが前方にせり出ていたと思います。
するとバランスを取るために背中、腰の筋肉の負担が大きくなり
骨盤も歪み、ちょっとした動作でもぎっくり腰になりやすいです。
妊婦さんの腰痛と同じ原理ですね。
また、卵巣腫瘍になる前は会社の引っ越しがあり重いものを運ぶことも多かったようです。
身体を前にも後ろにも倒せないのは、もちろん筋肉の疲労もありますが
骨盤と仙骨のつなぎ部分の仙腸関節の動きの悪さも大きな原因となります。
後屈をするときに仙腸関節上で仙骨は上方に動きますが
仙腸関節の上部に引っ掛かりがあると仙骨は上部への動きが制限されて
痛みが出たり体が後ろに倒れにくくなります。
前屈するときは、仙腸関節上で仙骨は下方に動きますが
仙腸関節の下部に引っ掛かりがあると仙骨は下部への動きが制限されて
痛みが出たり体が前に倒れにくくなります。
施術は横向きの状態でAKA療法※1という技法で仙腸関節にきわめて弱い圧を加えます。
なので施術の痛みは有りませ。(驚かれる方がたくさんいます)
その後、横向きの状態で体の緊張を解除するために横隔膜を緩め
さらに小殿筋、腸脛靭帯などの筋肉も緩めました。
ぎっくり腰は基本、横向きの状態で施術をします。
うつ伏せや仰向けに寝ると痛みが増したり起き上がるときが大変な場合があるからです。
ただ、今回は、ここまででかなり痛みもなくなり動きもよくなったのでうつ伏せでの施術もしました。
特にハムストリングス(太ももの裏の筋肉)が硬くなっていました。
ご本人も太ももの裏がパンパンに張っている感じがあったようです。
この筋肉は前屈などの動作で使われる筋肉です。
その他、ぎっくり腰だけではなく腰痛の施術のテッパン筋肉の大腰筋も調整しました。
筋肉の調整といってもぎっくり腰は炎症があるので痛みが増す場合もあるのでグリグリもんだりはしません。
アクティベーターという特殊な矯正器をつかい優しく矯正しますので施術の痛みはありません。
アクティベーターはアメリカのカイロプラクティックでは使用率が第2位のテクニックです。
アクティベーターでの施術の様子。
施術後は痛みもほぼ、なく動きもスムーズにできるようになりました。
最後にぎっくり腰は1週間前後(長い方は10日以上)続くといわれていますのでお風呂で温めない、湿布を使うなら冷湿布が良い、眠るときは痛む側を上にして眠ると良いなどのアドバイスをさせて頂きました。
また1度では、戻りやすいので明日もう一度が来院頂けるようお話をして終了しました。
翌日、2度目のご来院時は、痛みもない状態でしたので骨盤矯正を中心におからだ全体を調整しました。
前回は飼い犬を知人に預けてご来院されたそうですが、帰りに迎えに行ったと腰も伸び普通に動ける姿を見て知人の方も驚かれたようです。
当院には、ぎっくり腰の施術後の感想、口コミがたくさん寄せられています。
詳しくは、こちらのギックリ腰のページもご参考にしてください。
札幌市でぎっくり腰で整体院をお探しなら
ファミリーカイロプラクティックへご連絡ください!
ぎっくり腰のアドバイスもできますのでお問い合わせだけでもお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ファミリーカイロプラクティック 中村 智春
※1AKA(エーケーエー)とは、Arthro kinematic Approach(関節運動学的アプローチ)
の略で、動きの悪くなった関節に動きをつける目的で、仙腸関節等を
手で軽く動かして関節機能の異常を改善する療法です。
AKA療法は、1950~60年代に技術的に確立されていた療法です。
1度では、戻りやすいこともあるので1~3回の来院をお勧めしています。
※症例はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。