五十肩/四十肩とは
五十肩・四十肩は正式には、肩関節周囲炎といいます。
肩関節に炎症が起こり、強い痛みや肩の可動域の制限を引き起こします。
特に、腕を上げる動作や背中に手をまわす動作などが困難になります。
40歳~70代が多く、特に50歳頃に多く見られます。
五十肩・四十肩が治りにくいのは、日常生活の中で痛みがある肩関節を動かす動作が多いためです。
- お風呂で頭を洗う
- ドライヤーで髪を乾かす
- 車で運転席から後席に手を伸ばす
- 服の脱着
- 背中に腕をまわす
肩関節を動かす都度炎症が悪化してしまいます。 結果的になかなか治らなくなってしまいます。
五十肩を放置すると完治まで数カ月~1年以上かかる場合があります。
五十肩は発症初期→拘縮期→緩解期にわかれます。
この3つの違いを理解して対応することが大切です。
五十肩/四十肩の原因
- 加齢による肩関節の周囲の炎症
- 運動不足や肩の酷使
- 姿勢の悪さ
- ストレスやホルモンバランスの変化
特に加齢による肩関節の周囲の炎症が大半だといわれています。
加齢により肩関節周囲の筋肉や靭帯などが弾力性を失い硬くなり炎症を起こしやすくいなります。
また、骨盤の歪みも五十肩に関係していると考えられています。
体の土台である骨盤が歪むと、体全体に歪みが伝達します。肩甲骨や肩関節にも歪みが生じ、五十肩になりやすくなります。
五十肩/四十肩の症状
五十肩は整体・カイロプラクティックで改善が早まる可能性が高いです。
当院でも改善の実績は多数ありますが以下の症状は先に医療機関を受診することをおすすめします。
石灰化
安静時や寝ているときや寝返りで激痛を伴う場合は石灰化が考えられます。
石灰化の痛みは、注射による治療が効果的な場合が多いので先に病院を受診することをおすすめいたします。
腱板損傷/腱板断裂
肩から腕にかけての痛みや、腕が挙がらないといった症状が現れます。 損傷の程度によって症状の強さは様々ですが、夜寝られないほどの痛みを訴える患者さんもいらっしゃいます。
五十肩/四十肩の整体
先にもご説明しましたが五十肩の原因は、肩関節周囲の筋肉や靭帯などが弾力性を失い硬くなり炎症を起こしやすく慣れうことが多いです。
では五十肩の改善のポイントは?
- 骨盤のゆがみ(姿勢)の矯正
- 肩甲骨のゆがみの矯正(肩甲骨の動きの改善)
- 上腕骨と肘のゆがみの矯正
- 原因となる筋肉の調整
五十肩の整体は、骨盤矯正から始めます。
肩甲骨と上腕骨・肘の矯正御行います。
アクティベーターでの矯正になります。
アクティベーターとは、専用の器具を使い関節や筋肉に振動を与え、骨格を矯正する療法です。
神経の流れがよくなることで筋肉がしっかり働いて骨格を支え、症状が改善します。
筋肉は、特に肩甲下筋と棘下筋を重視します。
棘下筋は、肩甲骨と上腕をつないで肩関節を安定させる働きがあります。
肩甲下筋は、肩甲骨と上腕骨を繋ぎ、肩関節の内旋や上肢の重さを肩甲骨で受け止める働きがあります。
五十肩/四十肩の予防
五十肩を予防・改善するには、ストレッチなどでこまめに肩を動かすことが大切です。
肩を動かすことで、骨を滑らかに動かすための潤滑油(関節液)がつくられます。
また、ウォーキングなど適度な運動も筋力の向上が期待でき、五十肩になりにくい体作りにつながります。
当院では、骨盤矯正と五十肩の原因になっている肩関節と周辺の筋肉をソフトな整体でで取り除き、さらに、再発防止のためのストレッチ・セルフケアのアドバイスを行います。