梨状筋症候群
梨状筋症候群とは、仙骨部から大転子(股関節)に位置する梨状筋の柔軟性がなくなり(短縮)下を通る坐骨神経が圧迫されてでる痛みやしびれです。
デスクワークや運転など長時間座っている方、ゴルフ・野球・ランナーなどのスポーツによるのオーバーユースも圧迫によって梨状筋が硬くなりやすい傾向があります。
梨状筋症候群は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と症状が似ています。
また、レントゲンやMRIでの画像には映らないので、判断が難しいこともある症状です。
梨状筋症候群の原因・症状や当院における整体について説明します。
梨状筋症候群の原因
- 姿勢の悪さや骨盤の歪みなどで筋肉の柔軟性がなくなる
- ゴルフや野球などの体の捻りを伴うスポーツ
- 長時間の車の運転
- 長時間のデスクワーク
- 長時間の中腰の動作
- 生理や妊娠時期など体の変化
- 足首過回内/オーバープロネーション
梨状筋症候群の原因は、姿勢の悪さで骨盤が歪み筋肉が硬くなってしまうことが多いです。
また、仕事や運動によるストレスも原因となる可能性があります。
梨状筋症候群の症状
- お尻から太ももの裏にかけて痛い
- お尻から足にかけてシビレがある
- 痛みで長時間座っていられない
- 走ると痛い
- 胡坐をかくと痛い
- 中腰になると痛い
梨状筋症候群の整体
当院では、どのような症状に対しても骨盤矯正を重視します。
骨盤矯正とは、仙腸関節の機能異常を改善することです。
足首過回内/オーバープロネーションを評価して必要に応じて矯正します。
その後、梨状筋を評価します。
- 股関節の矯正
- 内方/外方膝の矯正
- 立方骨/距骨の矯正
- ハムストリングスの矯正
- 骨盤矯正
- 腸腰筋(大腰筋)の矯正
- 梨状筋症候群の矯正
- 関連する筋肉の調整
梨状筋症候群の矯正
アクティベーターという専用の矯正器を使い負担のかかっている梨状筋の柔軟性を出し、痛みを感じる神経の興奮を抑えます。
アクティベーターとは、専用の器具を使い関節や筋肉に振動を与え、骨格を矯正する療法です。
神経の流れがよくなることで筋肉がしっかり働いて骨格を支え、症状が改善します。
その他のお尻の痛みの症状
「足首の過回内/オーバープロネーション」もお尻の痛みの原因であることも多いです。