鼠径部痛でお悩みのあなたへ
鼠径部の痛みは、表現が難しく「腹の下が痛い」「股関節が痛い」「足の付け根が痛い」などの表現が多いです。
鼠径部の痛みを引き起こす疾患は、様々あります。
特に鼠経ヘルニアと痛みが似ていることがあります。
- 立った時やおなかに力がかかった時に鼠径部が膨み寝る姿勢で膨らみがなくなる。
- 突っ張ったような感覚や引っ張られているような感覚がある。
以上のような症状があるようでしたら医療機関での検査も大切です。
鼠径部痛の原因
痛みとしては、鼠径ヘルニアの痛みに似ていますがヘルニアがない鼠径部の痛みは、大腰筋という筋肉のスパズム(筋収縮による筋肉の過収縮か過緊張)あるいは、拘縮(硬くこわばった状態)の可能性があります。
長時間座っていた時、立ち上がった際に、鼠径部または腰が痛む「トラック・ドライバー症候群」を発生することがあります。
また、収縮した筋肉の緊張が強くなると座位から立ち上がる時に両手を大腿(太ももの前側)にあてるマイナー症候群を呈することもあります。
鼠径部の痛みと骨盤のゆがみの関係
鼠径部の痛みの多くは骨盤のゆがみが関係しています。骨盤がゆがむことで大腰筋などの筋肉が本来の働きができなくなり鼠径部の痛みとしてあらわれます。
産後からの鼠径部痛は、恥骨のゆがみが関係していることがありますので恥骨の痛みのページもご覧ください。
鼠径部の痛みの整体
鼠径部の痛みを改善するポイントは4つあります。
骨盤のゆがみ
股関節のゆがみ
大腿骨のゆがみ
大腰筋のゆがみ(アンバランス)
この4つのポイントを調整をすることで、大腰筋などの筋肉の緊張が取り除かれ本来の働きができるようになります。また、骨盤のゆがみを整えることで自然治癒力が働ける環境もできるので鼠径部痛は改善へと向かっていきます。
ボキボキなど強い刺激は与えません。
この整体を受けることで骨盤の歪みの改善だけではなく、正しい姿勢や内臓機能が活発になるので体の内側からも健康を手に入れられます。
体の土台である骨盤が安定することで良い状態が長持ちして不調のでにくい体になることもできます。