足底腱膜炎
足底腱膜炎と足底筋膜炎の違いについて
筋膜に炎症が出るか腱膜に炎症が出るかなど解剖学的には、若干の違いがありますが同じ扱いとなっています。
足底腱膜炎と呼ばれることが多いですが呼び方が違う同じ疾患です。
こんにちはファミリーカイロプラクティックの中村です。
当院は、札幌市東区で開業21年の実績があります。
足底腱膜炎の改善例は、多数あります。
足底腱膜炎は、ランナーに多く見られるスポーツ障害ですが長時間の歩行や立ち仕事、足の筋力不足や柔軟性の低下などで足底筋膜炎になる方も多いです。
足底腱膜炎は、足の筋力をつけストレッチなどで柔軟性を高めると改善します。
そうはいってもストレッチをしても改善されてないと思います。
普段の生活習慣や骨盤の歪みによる足首過回内や姿勢など力学的異常もありますのでストレッチだけでは、改善させるのは難しいかもしれませ。
当院には多数の改善例もありますのであなたも最後まで読んでいただけたら、解決方法が見つかります。
足底腱膜炎の改善方法を解説します。
足底腱膜炎とは
足底腱膜炎とは、アキレス腱の硬さ、内側アーチの低下、指の反りの動きにより
足の裏にある足底腱膜が硬くなって柔軟さを失うことで強く引き伸ばされ痛みが出る症状です。
分かりやすく言うと「足の裏の筋肉が硬くなってしまった」状態です。
足底腱膜炎は、「朝起きてからの最初の一歩が強く痛む」「急に歩きだすと痛む」といった症状がみられます。
長期化するとるかかとの骨に骨棘(こつきょく)ができ痛みが増すことがあります。
足底腱膜の働きは足の内側縦アーチに関与し足の安定性を担います。
特に歩行時に緊張を高めて足の衝撃吸収を行います。
痛む部位として、最も多いのは踵。
土踏まず部分、踵から離れた足底筋膜の部分といった順に、痛みが出やすいです。
押すと圧痛があります。
足底腱膜炎の原因
スポーツ(剣道、卓球、陸上など)などで衝撃を足の裏に繰り返し与え続けたり、長時間歩き続けたり立ち続ける仕事をしている方などが疲労の蓄積により足底腱膜炎の痛みがでやすいです。
しかしここで疑問があるかと思います。
これらのことも源因であることは、確かですが
同じような方が全員足底腱膜炎になっているわけではありません。
先にご説明しましたが骨盤の歪みによる足首過回内や姿勢など力学的異常、筋肉のアンバランスなどの影響があります。
偏平足などによる内側アーチの低下
内側アーチがつぶれていると立脚中期で足底腱膜へ過剰な伸長ストレスをかけます
内側アーチの低下の原因で考えられるのは指の力を使えていない足首過回内などが考えられます。
離地が早い
立脚後期で離地が早いと蹴りだしで足の進展が過剰になります。
下腿三頭筋(ふくらはぎ)の低下が考えられます。
踵骨の引っ張りが早いのでアキレス腱の硬さも考えられます。
離地が遅い
内在筋の低下して足底腱膜に伸長ストレスが加わる。
足底腱膜炎の整体
足底腱膜炎は骨盤の歪みによる足首過回内や姿勢など力学的異常、筋肉のアンバランスも
大きく影響していますので足の裏だけの施術では改善は、難しいこともあります。
まず、第一に身体のバランスを崩す大きな理由、「骨盤のゆがみ」を矯正します。
骨盤のゆがみ(詳しく説明しますと仙腸関節の機能異常)は、足底腱膜炎膜炎と大きな関係があります。
足裏が痛む方のはほとんどの場合、足だけではなく、首、背中、腰の背骨や
肩甲骨のゆがみがありますので体全体を調整を行います。
足首の過回内を見て、そのうえで9つの足関節を評価して足底腱膜炎の施術に入ります。
施術は、アクティベーターという特殊な矯正器を使いますので痛みはありません。
必要の応じてテーピングも併用することもあります。
足底腱膜炎のテーピング 貼り方
一人でもできる効果的なセルフテーピングを紹介します。
最後に
足底腱膜炎は骨盤の歪みによる足首過回内や姿勢など力学的異常、筋肉のアンバランスも
大きく影響していますので足の裏だけでなく体全体を見ることが大切です。
もし足底腱膜炎の痛みでお悩みがありましたら、お気軽にご連絡下さい。
ここまではカイロプラクティックの適応範囲に関して述べさせていただきました。カイロプラクティック適応外の場合は、医療機関での検査をお勧めすることもございますのでご了承ください。