近年、小・中・高校生の腰痛が増加傾向にあります。
当院においても子供の腰痛で来院するケースが増えています。
子供の腰痛は、レントゲンなどの検査では見つけにくく、病名がつかないことが多いです。
- 歩くときに体が左右に揺れる
- 身体を前屈させると背中や腰の高さに左右差が出来る(どちらかが高い)
- いつも同じ側で横座りをしていたり、背中を丸くして猫背気味に座る
- まっすぐに立った時、顔の中心と腰の中心がずれている
- 肩の高さが左右で大きく違う
以下のようなことがないか、お子さんの体をよく観察してみてください。
・急激に身長が伸びた
・好き嫌いが激しく甘いものを多く食べる
・体を動かすことが少なくスマホやゲームなどで遊ぶ時間が長い
・遅寝、遅起きが習慣になっている
・あまり歩きがらない
来院した子どものほとんどは、猫背などで姿勢が悪く、体のバランスが崩れています。
特にスマホの影響は大きいと思われます。
スマホやゲームなどで遊んでいる時は前かがみになり姿勢が悪くなります。
習慣的に悪い姿勢に慣れてしまっているケースは多くみられます。
しかし腰椎分離症が原因となっている場合があります。
特に野球など体をひねるスポーツをしているなら注意が必要です。
一般的に腰椎分離症は40代が多いといわれていますが重度の腰椎分離症は、10~14歳くらいの発症率が高いです
子供の分離症は、いずれ骨癒合するとあまり重要視されないこともあります。
しかし痛みを我慢してスポーツなどを続けていると分離症からすべり症に移行することもあります。
初期の対策が適切であればほとんどのケースで回復に向かうはずです。
また、腰椎疲労骨折の可能性もありますので1度医療機関での検査を受けることが望ましいです。
成長期のうちに適切な対策をとると大人になっても腰痛を発症しにくい体になれます。
逆に放置すると歪んだ状態で成長が止ってしまいうこともありますので注意が必要です。
当院の施術はソフトなので腰痛だけでなくスポーツ障害でも多くのお子さんが来院されます。
体の歪みはアクティベーターという器具を使います。
腰痛などお子さんのお体についてお困りなら1度札幌市東区の整体院「ファミリーカイロプラクティック」へご相談ください。