札幌市 北区 小学生 走ると膝が痛む オスグッド病 成長痛
こんにちはファミリーカイロプラクティックの中村です。
今日は、札幌市北区在住の小学生の男の子S・S君の膝の痛みの症例をご紹介します。
S・S君はマラソンをやっていて走ったり、しゃがんだ姿勢から立ち上がる時に膝の前が痛むようでお母さんに連れられてのご来院でした。
モデルはS・S君本人です!
お話からオスグッド病の可能性が高いと思いました。S・S君のように小学生から中学生の思春期(成長期)の男の子でスポーツをしているお子さんに多い症状です。成長痛とか、スポーツ障害と呼ばれることもあります。
整形外科などでは成長痛のためと言われることが多いと思います。
もちろん成長痛から痛みが出ていることもありますが膝の関節にゆがみがあると膝周りの筋肉や筋膜を引っ張るので痛みが出やすいので膝のゆがみを調節するとで痛みが軽減することがあります。
もちろん膝だけが原因ではなく、体全体のバランスが崩れることで膝に不自然な負担がかかるために起こりますので骨盤のゆがみ、肩甲骨のゆがみなどの調整も必要です。
今回は、骨盤矯正、肩甲骨の矯正を行い、筋肉もハムストリングス(太ももの裏の筋肉)大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が収縮していましたので調整を行い、最後に膝を2方向の矯正、膝蓋骨(膝のお皿)を調整して終了しました。これで膝の痛みは、ほぼなくなりました。
ただ膝下が腫れ、痛みもひどく歩くのも苦痛な場合は、軟骨が剥離していることがありますので、整形外科を受診してください。
また、アイシングやマッサージなどは、自律神経が膝の緊張を強め、さらに膝を守ろうと緊張が強くなるので治りづらくなるという意見もありますので注意が必要です。
スポーツ後の体の緊張を緩めるためには、疲れを持ち越さないことが大切なので体調に合わせて若干長めにお風呂に浸かるの良いと思います。シャワーを浴びるだけで疲れが蓄まってしまいます。
お風呂に浸かると副交感神経が優位になり筋肉が緩むので回復力が高まるので特にスポーツをやっているお子さんは、その日の体調に合わせて毎日若干長めに入浴すると怪我も少なくなり回復も早くなります。
リフレッシュするためには高めの温度ではなく41℃くらいが適温です。